「石の上にも三年」に惑わされるな。仕事を無理に続けなくていい3つの理由。

「石の上にも三年」に惑わされるな。仕事を無理に続けなくていい3つの理由。

どうも、のりたび(@noritabi1990)です。

「石の上にも三年」ということわざを聞いたことがあるでしょうか?

- 石の上にも三年 -
冷たい石の上でも三年も座りつづけていれば暖まってくる。
がまん強く辛抱すれば必ず成功することのたとえ。
引用:コトバンク

このように「三年辛抱すれば必ず成功する」というように言われています。



本当にそうなのか?


自分は約二年の周期で大きく仕事面での動きが起きています。

大学卒業後のフリーランス時期:二年
転職後のライブ会社:二年三ヶ月

やめるタイミングはもちろん人それぞれですが、
仕事を「やめる」ことを本気で意識した時に、
「三年はやった方がいい」という事が実際に頭を何回もよぎりました。

まだ一人前じゃないから、とか
いろんな理由をつけながら、何とか三年続けられないかと無意識に基準にしていました。

ただ、ある時に「逆に何を理由に三年と言ってるんだ?」とふとした時に思ったのです。

『ことわざ』という言葉の魔力

そもそも「ことわざ」とは何なのか?

昔から人々の間で言い習わされてきた、風刺・教訓・知識・興趣などを含む言葉。

この中で言えば教訓が近いのかなと思います。
いわばアドバイスのようなニュアンスです。

誰か知ってる昔の凄く偉い人が言った訳ではなく、
昔の世の中の風習、習わしだという事です。

昔は一つの会社に入り、定年までやることが当たり前。
現代はそのような考えは無くなりつつあります。
そう考えると誰かわからないような昔の集まりの人たちが、決めた風習に惑わされているだけなのではないかと考えました。

ことわざは正しいものも勿論あるとは思いますが、
なぜか昔の人達(とてつもなくすごい先人達)から言われているような錯覚が起きてしまいます。
そこがまず間違っているという事に気付く事が必要です。

だから「三年」という根拠は無く、
昔の人達(誰かわからない昔の人達)の経験だと思えばいいのです。
自分達の時代の感覚では三年ではないとも言えます。

①会社や人によって違うので基準としてあてにならない


業界ごとではルールは様々です。
その業界によって遅い時間が当たり前だったり、
人間関係はかなりの上下関係があったり、
フランクだったり様々です。

全ての業界に対して、三年が当てはまるのか。
「技術」は三年あればかなりつくかもしれません。

ただ、それ以外は1〜2年もあれば
十分その会社の流れや雰囲気はわかるものだと思います。

②壊れるまで我慢する必要は一切ない

正直に言って自分の会社事情、
環境なんて誰もわからないんです。

友達、家族も自分が伝えたことしか知らない。
実際に見てもいません。

自分がこのままやったら壊れると思った瞬間にやめればいい。
「辞めることを言いづらい。」とか
「次の仕事どうしよう。」だとか色々あるんですが、
それよりも自分を取り戻す事の方が重要です。

自分に嘘をつくということは、
「誰かがそう言っていたから続ける」と同じくらい無責任です。

上司や同僚、家族がなんと言ったとしても、

自分の人生なので。

自分で物事を決めないと、
ズルズルいくことになります。

③その会社にいる数年後の自分を想像してみる

参考になるのではと思うのは会社を辞めたいと思った時に、
自分がそれ以降、会社にいたらどうなるかという想像をしてみる事です。
今いる会社でずっと働いていたらどんな姿、
仕事内容になっているか
それなりに会社にいれば想像できるのではないかと思います。

その時に人間として成長できそうだな、楽しそうだな、
幸せそうだと思ったら続ける可能性が出てきます。

それと今の人間関係、辛い部分が続くと考え、
その二つを天秤にかけて
前者が大きければもう少し頑張ってみる。
後者が大きい場合はやめる準備を進めます。

自分の場合は明るい未来は想像ができませんでした。
もしその仕事へのスキルが今後、
尋常じゃなく上がっていたとしても
未来は明るくない事が容易に想像できてしまったからです。

さいごに

人生は長いです。
やめたいかどうか自分の奥底では実は決まっている事が多いです。
そこからの動き出しが少し勇気がいるだけです。

話が少し逸れましたが、
三年という言葉に縛られないようにして、
自分が最終的に納得できる答えを見つけて下さい。

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